運用保守エンジニアの年収相場は?キャリアアップで収入を上げる5つの方法

キャリア・転職

「運用保守エンジニアの年収って、実際どのくらいなんだろう?」

そんな疑問を持つエンジニアは多いと思います。運用保守は縁の下の力持ちな仕事ゆえに、給与面での評価が見えにくいのが正直なところです。

この記事では、インフラ構築5年・運用保守15年の筆者が、運用保守エンジニアのリアルな年収相場と、収入を上げるための具体的な方法を解説します。

運用保守エンジニアの年収相場

未経験・新人(〜2年)

運用保守エンジニアとしてキャリアをスタートした段階の年収は、おおよそ300〜400万円程度が相場です。この時期は監視業務や定型作業が中心となり、スキルを積み上げていく時期になります。

未経験からIT業界に転職した場合でも、運用保守は比較的入りやすい職種のため、まず経験を積む入口として選ぶ人も多いです。

中堅(3〜7年)

経験を重ねて障害対応や構成管理などを一通りこなせるようになると、年収は400〜550万円程度に上がってきます。

この時期にクラウドや自動化のスキルを身につけられるかどうかが、その後の年収に大きく影響します。資格取得や自己学習への投資が重要な時期です。

ベテラン・リーダー(8年以上)

チームリーダーや運用設計まで担えるレベルになると、550〜700万円以上も十分狙えます。

特にAWSやAzureなどのクラウド運用経験があるシニアエンジニアは市場価値が高く、大手企業やSIerでは700万円を超えるケースも珍しくありません。

年収が低くなりがちな理由

成果が見えにくく評価されにくい

運用保守は「何事もなく終わること」が成功です。しかしその成果は数字として見えにくく、評価制度が整っていない会社では正当に評価されにくい傾向があります。

評価される仕組みが整っている会社かどうかは、転職時に必ず確認したいポイントです。

会社規模・業種による差が大きい

同じ運用保守エンジニアでも、大手SIer・ユーザー系企業・中小のSES企業では年収に大きな差があります。

特にSES(システムエンジニアリングサービス)での常駐勤務の場合、スキルが上がっても給与に反映されにくいという問題があります。年収アップを目指すなら、会社選びも非常に重要です。

年収を上げる5つの方法

クラウド資格を取得する

AWSやAzureの認定資格は、運用保守エンジニアの市場価値を大きく高めます。特にAWS認定ソリューションアーキテクトやAWS認定SysOpsアドミニストレーターは、クラウド運用の需要増加とともに評価が上がっています。

資格取得により社内での評価が上がるだけでなく、転職市場でのアピール力も格段に高まります。

自動化スキルを身につける

PowerShellやPythonを使った運用自動化は、今の時代に求められるスキルです。定型作業を自動化することで業務効率が上がり、より高度な業務に集中できるようになります。

「自動化できるエンジニア」は希少価値が高く、社内での評価アップや転職時の武器になります。

チームリーダーを目指す

技術力だけでなくマネジメントスキルを身につけることで、年収の天井が大きく上がります。後輩の育成や運用改善の提案を積極的に行い、リーダーポジションを狙いましょう。

リーダー経験は転職時にも高く評価されます。

専門特化でスペシャリストを目指す

運用保守のままキャリアを深めてスペシャリストになる道もあります。

  • クラウド運用スペシャリスト:AWSやAzureの運用に特化
  • セキュリティ運用スペシャリスト:SOC・セキュリティ監視に特化
  • SRE(サイトリライアビリティエンジニア):信頼性の高いシステム運用を担う

特にSREはGoogleが提唱した比較的新しい職種で、年収700万円以上も狙える注目のキャリアパスです。

転職で市場価値を上げる

同じスキルでも、会社が変わるだけで年収が100〜200万円上がるケースは珍しくありません。現職での昇給に限界を感じているなら、転職は最も効果的な年収アップ手段のひとつです。

IT専門の転職エージェントを活用することで、自分のスキルを正しく評価してくれる企業に出会いやすくなります。まずは無料相談だけでも試してみる価値があります。

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転職で年収アップした実例

筆者の周囲でも、転職によって年収が大幅にアップしたエンジニアは多くいます。

  • SES企業から事業会社へ転職→年収450万円→580万円に
  • オンプレ中心の運用からAWS環境の運用へ転職→年収500万円→650万円に
  • 運用保守リーダー経験を活かして大手SIerへ→年収550万円→720万円に

共通しているのは「クラウドスキル」と「リーダー経験」を持っていた点です。この2つは転職市場で特に評価されます。

まとめ

運用保守エンジニアの年収は、スキルと環境次第で大きく変わります。

クラウド資格の取得・自動化スキルの習得・リーダー経験の積み上げ、そして必要に応じた転職。これらを組み合わせることで、年収600〜700万円以上も十分現実的な目標です。

まずは自分の市場価値を知ることから始めてみましょう。転職エージェントへの無料相談は、それを知る最も手軽な方法のひとつです。

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