正直に告白します。
若いころの私は、「仕事はお金のためにするもの」だと思っていました。
給料を上げたい。評価されて昇給したい。年収を上げることが、仕事を頑張る一番の理由でした。
もちろん、お金は大事です。生活のために働くのは当然のことです。
でも、「お金だけ」を目的にしていたころは、正直しんどかった。そして、「お金じゃない」と気づいてから、仕事がぐっと楽になりました。
今回は、その気づきについて正直に書きます。
「お金のため」だけだと、しんどくなる
お金を目的に働いていたころの私は、こんな状態でした。
- 給料に見合わない仕事を任されると、不満を感じる
- 評価されないと、モチベーションが下がる
- 「これだけやっているのに、なんで給料が上がらないんだ」と思う
お金という「見返り」を基準にすると、常に「割に合っているか」を計算するようになります。
そして、たいていの場合、「自分の頑張りに給料が見合っていない」と感じる。人は自分の貢献を高く見積もりがちだからです。
その結果、いつも不満を抱えながら働くことになる。お金を目的にすると、かえって満たされにくくなる——これが、当時の私の状態でした。
気づきのきっかけ
考え方が変わったきっかけは、いくつかの経験が積み重なった結果でした。
一つは、障害対応で顧客から「本当に助かった」と感謝されたとき。給料とは関係のないところで、深い満足を感じている自分に気づきました。
もう一つは、後輩が成長していく姿を見たとき。自分が教えたことで、後輩が一人前になっていく。そのことに、お金では得られない喜びを感じました。
そして、チームが安定して回っているのを見たとき。自分が作った仕組みで、みんなが働きやすくなっている。その手応えが、給料の額とは別の充実感をくれました。
「あれ、自分は給料のためだけに働いているわけじゃないな」——そう気づいたんです。
「お金以外の報酬」に目を向ける
「お金じゃない」と気づいてから、私は「お金以外の報酬」に目を向けるようになりました。
仕事には、給料以外にもたくさんの「報酬」があります。
- 誰かに感謝される喜び
- 自分の成長を実感する充実感
- 課題を解決したときの達成感
- 後輩が育っていく嬉しさ
- チームが良くなっていく手応え
- 「自分が支えている」という誇り
これらは、給料明細には載りません。でも、確実に自分を満たしてくれる「報酬」です。
お金だけを見ていたころは、こういう報酬に気づいていませんでした。目を向けるようになってから、仕事の中に、たくさんの喜びがあることに気づけるようになりました。
お金を軽視するわけではない
誤解のないように言っておきます。
「お金じゃない」というのは、「お金を軽視していい」という意味ではありません。
正当な対価を求めることは、当然の権利です。自分のスキルや貢献に見合った報酬を得るために、努力することは大切です。市場価値を高めて、収入を上げていくことも、健全な目標です。
私が言いたいのは、「お金だけ」を目的にすると、かえってしんどくなるということです。
お金は大事。でも、それだけじゃない。お金以外の報酬にも目を向けることで、仕事がもっと豊かになる。このバランスが大切だと思っています。
お金以外の報酬が、結果的にお金にもつながる
面白いのは、「お金以外の報酬」に目を向けるようになってから、結果的にお金の面でも良くなったことです。
感謝される喜びを大事にすると、自然と仕事の質が上がる。成長を実感するために学び続けると、スキルが上がる。チームを良くしようとすると、リーダーとしての評価が上がる。
その結果、市場価値が上がり、収入にもつながっていきました。
「お金のため」だけに働いていたころより、「お金以外の報酬」も大事にするようになってからの方が、結果的に収入も上がった。皮肉なようですが、これが現実でした。
お金を直接追いかけるより、いい仕事をすることに集中した方が、結果的にお金もついてくる——そう感じています。
仕事が「楽」になった理由
「お金じゃない」と気づいてから、仕事が楽になりました。
その理由は、常に「割に合っているか」を計算しなくなったからです。
お金だけを基準にしていたころは、いつも損得を計算していました。「この仕事は給料に見合っているか」「これだけやって、この評価は妥当か」——常にそんな計算をして、不満を溜めていました。
でも、お金以外の報酬にも目を向けるようになってから、その計算をしなくなりました。
「この仕事から、自分は何を得られるだろう」——損得ではなく、そういう視点で見るようになった。すると、どんな仕事にも、何かしらの学びや喜びがあることに気づけるようになりました。
心の中の「損得勘定」が減ったことで、仕事がずっと楽になったんです。
まとめ
お金じゃない、と気づいてから仕事が楽になった話を書きました。
- 「お金のため」だけだと、常に損得を計算してしんどくなる
- 感謝・成長・達成感など、お金以外の報酬に気づいた
- お金を軽視するのではなく、バランスが大切
- お金以外の報酬を大事にすると、結果的にお金にもつながった
- 損得勘定が減ったことで、仕事が楽になった
お金は大事です。でも、お金だけを目的にすると、かえって満たされにくくなる。
お金以外の報酬にも目を向けることで、仕事はもっと豊かに、もっと楽になります。
もし今、「頑張っているのに満たされない」と感じている人がいたら、一度「お金以外の報酬」に目を向けてみてください。見える景色が、変わるかもしれません。


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