「その仕事、いつまで続けるの?」
家族や友人から、こう聞かれたことはありませんか。
私も、聞かれたことがあります。運用保守という仕事を長く続けている私に、「いつまでその仕事をやるの?」「もっといい仕事はないの?」と。
この問いには、いろいろな気持ちが込められています。心配、疑問、あるいは「もっと上を目指したら?」という期待——。
今回は、「この仕事、いつまで続けるの?」と聞かれたときに、私がどう考え、どう答えているかを正直に書きます。
この問いに、ドキッとする理由
「いつまで続けるの?」と聞かれると、正直、少しドキッとします。
なぜなら、この問いには、「今の仕事は、ずっと続けるようなものではない」というニュアンスが、どこかに含まれているからです。
- もっと上を目指すべきなのでは?
- その仕事に、将来性はあるの?
- ずっと同じことをしていて、いいの?
こういう含みを感じると、「自分の選択は、間違っているんだろうか」と、一瞬不安になります。
でも、その不安の正体を、じっくり考えてみると、見えてくるものがあります。
「いつまで」の裏にある価値観
「いつまで続けるの?」という問いの裏には、ある価値観が隠れています。
それは、**「仕事は、ステップアップしていくもの」「上を目指し続けるべき」**という価値観です。
確かに、そういう生き方もあります。次々と新しいことに挑戦し、キャリアを駆け上がっていく。それは、素晴らしい生き方です。
でも、それだけが正解ではありません。
一つの仕事を、腰を据えて長く続ける。その中で、深く成長し、確実に価値を生み出していく。これも、立派な生き方です。
「いつまで続けるの?」という問いは、前者の価値観から発せられることが多い。でも、私は後者の価値観も、同じくらい大切だと思っています。
私が考える「答え」
では、「いつまで続けるの?」と聞かれたとき、私はどう答えるか。
私の答えは、こうです。
「続けたいと思う限り、続ける」
期限を決める必要は、ないと思っています。「〇年で辞める」「次はこうする」と決めなくても、いい。
今、この仕事にやりがいを感じている。誰かの役に立っている実感がある。成長し続けられている。だったら、続ければいい。
「いつまで」を気にするより、「今、この仕事に納得しているか」を大切にする。それが、私の答えです。
もちろん、状況が変われば、考えも変わるかもしれません。でも、それは「そのとき」考えればいい。今から「いつまで」を決める必要はないんです。
大切なのは「納得しているか」
「いつまで続けるの?」への答えで、本当に大切なのは、**「自分が今の選択に納得しているか」**だと思います。
もし、惰性で続けているだけなら、それは考え直すべきサインかもしれません。「なんとなく」「他に選択肢がないから」続けているなら、一度立ち止まった方がいい。
でも、「この仕事が好きだから」「やりがいを感じるから」「自分に合っているから」続けているなら、それは胸を張っていい選択です。
他人に「いつまで?」と聞かれて不安になるのは、自分の中に迷いがあるからかもしれません。逆に、自分が納得していれば、「続けたいから続けている」と、堂々と答えられます。
だから私は、「いつまで」を気にするより、「自分が納得しているか」を、定期的に自分に問いかけるようにしています。
「続ける」ことの価値
世の中では、「変化」や「挑戦」が称賛されがちです。転職、独立、新しいことへの挑戦——。それらは確かに価値があります。
でも、「続ける」ことにも、大きな価値があります。
- 一つの分野で、深い専門性を築ける
- 長く関わることで、信頼関係を積み重ねられる
- 腰を据えて、じっくり成長できる
- 積み重ねた経験が、大きな財産になる
これらは、短期間で環境を変え続けていては、得られないものです。「続ける」からこそ、得られる価値がある。
私が19年運用保守を続けてこられたのは、この「続けることの価値」を実感してきたからです。地味かもしれないけれど、続けることでしか到達できない場所が、確かにあります。
それでも、迷ったときは
もちろん、「本当にこのままでいいのか」と迷うこともあります。それは自然なことです。
そんなときは、「いつまで続けるか」ではなく、「今の自分は、何を大切にしたいか」を考えます。
- 安定した環境で、腰を据えて働きたいのか
- 新しいことに挑戦して、変化を求めたいのか
- 家族との時間を大切にしたいのか
- 収入を上げることを優先したいのか
自分が今、何を大切にしたいか。それが見えれば、「続ける」か「変える」かの答えも、自然と見えてきます。
大切なのは、他人の「いつまで?」に振り回されず、自分の価値観で判断することです。
まとめ
「この仕事、いつまで続けるの?」と聞かれたときの、私の答えをまとめます。
- この問いには「上を目指し続けるべき」という価値観が隠れていることがある
- でも「一つの仕事を続ける」ことも、立派な生き方
- 私の答えは「続けたいと思う限り、続ける」
- 大切なのは「いつまで」ではなく「今、納得しているか」
- 「続ける」ことにも、大きな価値がある
- 迷ったときは「自分が何を大切にしたいか」を考える
「いつまで続けるの?」と聞かれて不安になる必要は、ありません。
自分が納得して、やりがいを感じて続けているなら、それは胸を張れる選択です。他人の価値観ではなく、自分の価値観で、自分の道を選んでいきましょう。


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